今回は海辺ゆったりコースを4名のゲストにご案内。

早速現れたのは、当コースの主役クロサギです。

(2025年10月27日)

駐車場前の磯で餌の魚探し。

美しい秋の磯風景が広がります。

堤防にいたのは、カモメの仲間のウミネコ。しっかりと捕らえたイワシをくわえていました。

イソヒヨドリの雌が電線からこちらをのぞいています。

目の前の船着き場にやって来たクロサギ。これはラッキー!

こちらもイワシを見事に捕らえました!しばしゲストの方々と、クロサギの華麗な漁を観察。

クロサギの背後では、漁港にやって来たカワウが盛んにゴンズイを捕らえていました。ゴンズイはヒレに毒針がありますが、彼らは器用に飲み込んでしまいます。

こちらはセグロカモメ。ユーラシア大陸北部から越冬の為に渡って来る冬鳥。こちらもイワシを捕らえていました。よく見ると港内のあちらこちらにイワシの姿が。どうやら群れが漁港に入り込んだようです。

セグロカモメは今季初確認でした。

左がセグロカモメ、右がウミネコ。体の大きさ、嘴の模様などが違います。

これから冬になるにつれ、カモメ類も多くなります。

テトラポッドで休憩しているのはアオサギ。全長90センチにもなる大型のサギ類です。

上空を行くのはヒヨドリの群れ。この日は数百羽程の大群が、幾つも海上を移動して行きました。

秋は多くの野鳥たちにとって移動シーズンの一つ。このヒヨドリたちも海上を移動しながら、越冬地を目指します。

ダイナミックな情景です!

漁港の傍らではイソヒヨドリの雄の姿が。彼らは基本的に移動はしませんが、若い個体が新天地を求め分散して行きます。

今回は秋の海辺ゆったりコースで、活発な野鳥たちの姿を、ゲストの方々にお見せすることができました。

季節は冬。南房総では多くの野鳥たちが越冬の為に当地へ渡って来ます。今シーズンはどのような鳥たちに出会えるでしょうか?とても楽しみです。

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