道の駅 ローズマリー公園にて、バードウォッチングイベント「シェイクスピアの野鳥たち」を開催致しました。(2026年4月25日)



暖かい初夏の日差しのもと、ゲストをお迎えしました。
園内のイングリッシュガーデンでウィリアム・シェイクスピアの生い立ち、そして作品を紹介。
その中に出て来る様々な野鳥について解説させていただきました。
劇作家であり詩人でもあるシェイクスピア。あまりにも有名な16世紀の人物です。彼は作中に実に数十種もの鳥たちを登場させ、彼らの生態を、作品に効果的に取り入れています。
シェイクスピアは優れた16世紀のバードウォッチャーだったのかもしれませんね。


解説の後は実際ローズマリー公園とその周辺で、作中に出て来る野鳥たちを探します。勿論、登場しない鳥たちも探しましたよ!
こちらはモズの雄。駐車場前の歌壇近くで見けました。

駐車場にはお馴染みのハクセキレイ。

口いっぱいにくわえているのは、ハシボソガラスどうやら田んぼで捕えたカエルのようです。多くの野鳥たちは子育てを開始しています。これもどうやら雛のご飯のようです。
カラスはシェイクスピア作品の「マクベス」や「ジュリアス・シーザー」にも登場します。

電線にいたのはムクドリ。人家付近でもよく見られる野鳥。今回、撮影はできませんでしたが、渡り鳥のコムクドリも今回観察できました!

田んぼで餌を採っていたのは、キジバト。よく見られる野生のハト類。
シェイクスピア作品でキジバトといえば「不死鳥と雉鳩」という詩。空想の鳥、不死鳥と雉鳩の純愛を現わした一編です。

シェイクスピアの詩を彷彿とさせるような、キジバトのつがいも観察できました。


悲劇「ロミオとジュリエット」にも出て来るヒバリも今回よく見られました。今回のイベントの目玉とも言うべき鳥です。
複雑な囀りをしながら垂直にゆっくり、しかしどんどん上昇して行きます。そして囀りが終盤になると、一気に急降下!見応え十分のヒバリの「囀り飛翔」にゲストの方々も感激されていました。


地上におりたヒバリ。褐色の体などで、農耕地の地上ではなかなか見つかりません。
探すのに一苦労です。

美しい声で囀るイソヒヨドリの雄。「ロミオとジュリエット」では、ヒバリと共にサヨナキドリ(ナイチンゲール)も登場します。残念ながら美しい囀りをするサヨナキドリは日本にはいませんが、このイソヒヨドリはサヨナキドリと同じヒタキ科に属します。イソヒヨドリもサヨナキドリに負けず劣らずの美声の持ち主。イソヒヨドリはまさに、ローズマリー公園のサヨナキドリとも言えますね!

草むらで見つけたのは、キジの雄。立派な個体でした。近くには雌の姿もありました。

水田の中を歩くのはコチドリ。黄色いアイリングが特徴の愛らしいチドリの仲間。

田んぼに住む小動物を歩きながら、捕えます。

ドバト(左)と比べるとこのくらいの大きさです。小さいですよね。でも彼らは東南アジアから渡って来る夏鳥でもあります。小さいのに凄いですよね~。
と、いうことで今回はシェイクスピア作品の野鳥たちを中心に、バードウォッチングガイドをさせていただきました。
最後に…ご参加されたゲストならびにローズマリー公園スタッフの方々、見られた野鳥たち、そして何よりウィリアム・シェイクスピアさんにお礼申し上げます。皆様、ありがとうございました~。来月もローズマリー公園でのイベントがございます。どうぞこちらもよろしくお願い申し上げます。

